「日焼け止め」というと、肌にクリームを塗ったり、スプレータイプのものを吹きかけたり……と、肌に直接の対策を講じるものを思い浮かべる人は多いかと思います。
実はそれ以外にも、“飲むタイプ”の日焼け止め商品が多く出ているのはご存知でしょうか?
これは、体の外側からのUV対策ではなく、サプリの服用という形で体の内側から紫外線のダメージを軽減しようというものです。
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飲む日焼け止めは購入前に「生産国・メーカー」を必ずチェック!
後述で詳しくご説明しますが、飲む日焼け止めを購入する前に、まずその商品の「生産国」「メーカー」のチェックは忘れないようにしましょう。
肌の色は全世界共通ではない、つまりこれは、肌質の違いがあるということでもあり、日本人には、日本人の肌に合わせた成分の配合というものがあります。
その点を踏まえた上で、自分の肌に合っているかどうかを見極める方法の一つとして、まず生産国とメーカーの確認が欠かせないわけです。
飲む日焼け止めは「海外製」「日本製」どっちがいいの?
【海外製の特徴】
海外製の飲む日焼け止めは、「ファーンブロック」という天然エキスを使用した商品が代表的です。(※日本国内でもこの成分を使用した商品はあります)
このファーンブロックは、シダ植物の一種から抽出された成分で、
- 抗酸化
- 免疫防護
- 皮膚構造維持
- DNA保護
などの作用があります。
服用から30分ほどで効果の出る、即効性の高い成分ですが、逆に効果が切れるまでの時間も、3~4時間程度です。長時間の外出では、1日の目安量や飲み方に気をつけながら、飲みたい分だけ持ち歩くなどの工夫が必要です。
【日本製の特徴】
日本製の飲む日焼け止めの配合成分はいろいろありますが、よく知られているものとしては、シトラスとローズマリーの抽出成分「ニュートロックスサン」があります。
このニュートロックスサンには、
- 抗酸化
- 抗炎症作用
- 光老化(紫外線などの太陽光線を浴びたことによる皮膚の老化)の抑制
- 肌の調子を整える
このような効果があります。
ニュートロックスサンが配合された飲む日焼け止めは、効果が出てくるのは遅めですが、1日1回の服用でOKという持続力が特徴です。
【おすすめは「日本製」】
先述でご紹介した「ファーンブロック」も「ニュートロックスサン」も、それぞれ天然由来の成分です。
このように、海外製、日本製、どちらにも成分の安全性や効果の高さなどに定評のある商品はたくさんありますが、欧米人と日本人では、体のつくりや肌質が違うので、この点を考慮する必要があり、成分もその肌質にそって配合されています。
そうなると、必然的に日本人の肌には、日本製が合っているということになります。
【皮膚科での処方は保険が効かない】
諸事情から、皮膚科で飲む日焼け止めを処方してもらうことを検討する人もいるかと思いますが、飲む日焼け止めについては保険が効かないので、診察代なども含めて費用がかかります。
こちらでの入手を考えている場合は、その点をあらかじめ承知しておいてください。
【2018年最新】飲む日焼け止め人気ランキング
1位 ホワイトヴェール
ZERO PLUSより販売されている、ニュートロックスサンを1粒当たり62.5mg配合している飲む日焼け止めです。
日焼け止めの効果以外にも、ザクロエキス・メロンプラセンタ・ルテインなど11種類の美容成分が配合されていて、日焼け対策と一緒に美肌づくりにも一役買ってくれます。
《定期購入あり》
「続けてキレイコース」(定期コース)は、初回限定で980円というお得な値段で、2回目以降も34%OFF(4,980円税込み)の割引があり、1回の購入でも休止・停止が可能で、商品が届いてから90日間の全額返金保証もあります。
自分の体質に合っているか等、ひとまず様子を見たいと考えている人にも、お試ししやすい商品です。
2位 WHITH WHITE(フィスホワイト)
美白を第一に考えられた、美白サプリです。もちろん飲む日焼け止めとしても効果を発揮します。
発売元のフィスは、様々な美白化粧品を発売しているメーカーとしても知られています。
サプリタイプのWHITH WHITEに配合されているパイナップル果実エキスは、美肌・美白効果で知られているシスチンの、3倍のメラニン抑制効果があるとされています。
3位 インナーパラソル16200
finebase(ファインベース)から発売されている飲む日焼け止めです。
先述で紹介した成分ニュートロックスサンを7500mgも配合しています。
スキンケアの目的としても優れていて、肌の潤いを保持する「パインセラ」や美白や抗酸化作用のある「コプリーノ」も配合されています。
サプリメントを飲むにあたって注意点(サプリメント全般)
- サプリメントは水で飲む
- 服用前に成分の確認
- 飲んでいる薬との相性の確認
これは薬でも同じことですが、水以外の飲み物(特にカフェイン)でサプリを飲むのはやめましょう。
サプリに配合されている成分と飲み物の相性が悪いと、せっかくの効き目が薄れてしまう可能性や、逆に体調不良の原因となることもあります。
アレルギーの心配がある人は、原材料や成分にアレルギーの元になるものが入っていないかを確認をしてください。
通院中、または病院から薬を処方してもらっている等の場合は、サプリの成分と薬の相性に問題がある可能性もあり、薬の効果が半減することや、場合によっては症状の悪化に繋がります。必ず医師の指示を仰いでください。
個人差の事も考え、口コミ・レビューはあくまで参考程度に
何らかの商品を選ぶ時の基準として、実際に使った人の口コミやレビューを判断材料の一つにする人もいるでしょう。
ですが、あまり信用しすぎても、それが100%自分の使用感と一致するとは限りません。人はそれぞれに体質や肌質、置かれている環境などの「個人差」があります。個人差があるだけ、大なり小なり違う感想を持つものです。
口コミ・レビューは、あくまで参考程度に留め、信じすぎて購入を先走らないように気をつけましょう。
「飲む」日焼け止めは「体の中に入れるもの」ということ
いかがでしたでしょうか。
様々な製品に海外製や日本製があるように、飲む日焼け止めもその点は例外ではありません。
ですが、インテリアのようにただ置いて楽しんだり使ったりするものとは違い、飲む日焼け止めは体の中に入れるものです。選び方には体質や使用されている成分など、自分の体に合わせた充分な検討が必要となることを念頭に置きましょう。